tsuboniwaを使い始めるところから、データの控え方、更新や片づけまでをご案内します。初めての方は、最初の3つの手順からお読みください。
1. お使いのMacを確認する
tsuboniwaは、macOS 15以降のApple silicon搭載Macでお使いいただけます。無料で、個人・法人、私用・業務を問わず利用できます。
画面左上のAppleメニューから「このMacについて」を開くと、MacのチップとmacOSのバージョンを確認できます。「チップ」にApple Mシリーズが表示されるMacが対象です。Intel製プロセッサを搭載したMacとWindowsには対応していません。
ご利用前に利用条件もご確認ください。
2. tsuboniwaをMacに入れる
- 配布ページの「Mac版をダウンロード」を押します。
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックして開きます。ファイル名は
tsuboniwa-版番号.dmgという形です。 - 開いた画面で、tsuboniwaのアイコンを「アプリケーション」フォルダのアイコンへドラッグします。英語では「Applications」と表示されます。
- Finderの「アプリケーション」フォルダから、tsuboniwaを開きます。
初回はmacOSの確認画面が表示されることがあります。配布元を確認して開いてください。配布するアプリはDeveloper IDで署名し、Appleの公証を受けています。
3. 最初のブラウザを作る
tsuboniwaは、ブラウザを作って管理するアプリです。Webを見るときは、ここで作ったブラウザを開いて使います。
- tsuboniwaの画面で「まず、ふだん使いのブラウザを作る」を押します。
- 「日々」という名前のブラウザが「アプリケーション」フォルダに作られ、そのまま開きます。
- 開いたブラウザのアドレスバーに、見たいページのURLや検索したい言葉を入れ、Enterキーを押します。
名前や見た目を自分で決めたいときは、「好みのブラウザを作る」で名前・アイコンの文字・色を選び、「作成」を押してください。仕事用や調べもの用など、用途ごとに作れます。
日々の閲覧
次からは「アプリケーション」フォルダにある、自分で作ったブラウザを開きます。よく使うブラウザはDockに置いておくと便利です。
ページの一覧
左側は「アカウント別」「ページ」「サイト別」の3つに分かれています。見出しを押すと畳めます。
リンクを進むと、選んでいる行のすぐ上に行が足されます。タブではないので、閉じても残ります。行を押すとそのページを表示します(行は増えません)。行の×で、その1行だけ消せます。「サイト別」は残っているページをサイトごとにまとめたもので、起動ページの「よく見るサイト」も同じ集計です。
前のページへ戻る・進む
戻るは一覧の1つ下、進むは1つ上です。⌘[・⌘]、⌘←・⌘→で操作できます。片手で使うときは⇧↓(戻る)と⇧↑(進む)が便利です。
回線速度の目安を見る
ツールバーのアンテナ型アイコンから、回線速度の目安を確認できます。「移動」メニューから「回線速度」を開くこともできます。開いたページの転送量をもとに求めるため、測定用の追加通信はありません。記録は起動している間だけで、終了すると消えます。
表示を選ぶ
「表示」メニューで、広告ブロック、JavaScriptを実行しない、CSSを読み込まない、画像を読み込まない、見出しだけ表示、最軽量を切り替えられます。表示が崩れたりログインしづらかったりするときは、同じメニューで別の表示へ切り替えてお試しください。
別ウィンドウで開くページ
別ウィンドウを使うページも、そのまま開けます。ポップアップは常に許可する設定です。開けなかったときは、理由と「もう一度」が画面に出ます。
ほかのブラウザと使い分ける
拡張機能やブックマークの同期、クライアント証明書・NTLM認証が必要な用途には、それらに対応したブラウザを併用してください。これらの機能はtsuboniwaには搭載していません。
複数のアカウントを使い分ける
「アカウント別」の行は、行ごとに専用のCookieとサイトのデータを持ちます。同じサイトの別のアカウントを並べても混ざりません。
- 「+ アカウントを追加」(⌘⇧N)を押すと、画面に額縁が付きます。
- そのままログインします。別ウインドウでログインが進む場合は、その窓の下の「このページを元の行に戻す」を押すと元の行に戻ります。
- 右下の「このページを追加」を押すと、その行が登録されます。名前はページのタイトルになります。
- 追加しないまま終了すると、その仮の行とログインは消えます。
額縁の間に打ったユーザー名とパスワードは、追加したときにその行に紐付けて保存されます。行にマウスを載せると鍵のボタンが出て、ユーザー名とパスワードを確かめられます(パスワードは伏せ字。目のボタンで見せる・隠す)。サイト側でパスワードを変えると、次のログインで「この行のパスワードを上書き」が出ます。
パスワードを初めて保存するとき、このブラウザのパスフレーズを決めます。起動ごとに1回聞きます。どこにも保存しないため、忘れると保存したパスワードは開けません。
データの置き場所を確認する
1つのブラウザは1つのフォルダです。Finderの「書類」→「tsuboniwa」→ブラウザの名前、と進むと見つかります。
tsuboniwa <名前>.app… アプリ保存庫/… ページの一覧・Cookie・パスワード・動作ログキャッシュ(削除可)/… 表示のための一時データ
Finderで中身を確認する
保存庫は普通のフォルダです。Finderでそのまま中身を見られます。守りは、このMacのログイン(FileVaultとログインパスワード)に任せています。
サイトのパスワードだけは、このブラウザのパスフレーズで暗号化して保存庫/passwords.encに置きます。パスフレーズはどこにも保存しません。
控えておく・持ち運ぶ
ブラウザを終了してから、「書類」→「tsuboniwa」→ブラウザの名前のフォルダを丸ごとコピーします。これでページの一覧も保存したパスワードもまとめて控えられます。「キャッシュ(削除可)」は含めなくて構いません。
別のMacへ移す・戻す
- フォルダごと、新しいMacの「書類」→「tsuboniwa」に置きます。
- フォルダの中のアプリをそのまま開けば使えます(tsuboniwa本体は無くても構いません)。
- 本体がある場合は、tsuboniwaの「保存庫を開く…」でそのフォルダを選ぶと一覧に載ります。
同じ名前のブラウザを2か所に置いて同時に開かないでください。混ざる前に起動を止めて説明します。分けて使うときは、本体の「設定を変える… → 別の名前で複製…」で名前を分けてください。
新しい版に更新する
新しい版の自動確認や自動更新は行いません。下のどちらも、押したときだけ確認します。
方法1:ブラウザ自身から
ブラウザの「ファイル」→「このブラウザの設定」を開き、「アップデート」の「アップデートを確認」を押します。新しければ、公証済みのアプリを取り、SHA-256・署名・Team ID・ビルドを確かめてから、そのフォルダの中のアプリだけを入れ替えて開き直します。保存庫はそのままです。
方法2:tsuboniwa本体から
- 更新するブラウザとtsuboniwaを終了します。
- 配布ページから新しい版をダウンロードし、ファイルを開きます。
- tsuboniwaのアイコンを「アプリケーション」フォルダへドラッグし、古い本体を置き換えます。
- 入れ替えたtsuboniwaを開き、各ブラウザの「アップデート」を押します。まとめて反映する場合は「すべてアップデート」を選びます。
ページの一覧・Cookie・保存したパスワードは引き継がれます。
1.0.0からお使いの方へ
1.0.0と1.3.0では、アプリとデータの置き場所が変わります。移行の道はアプリ側に用意してあります。データは消えません。
- 新しいtsuboniwa.appで古いものを置き換えます。
- tsuboniwaを開くと、一覧に「旧配置のブラウザ」として前のブラウザが出ます。「新しい形に移す」を押すと、アプリとデータが1つのフォルダにまとまります。
- 各ブラウザを開きます。保存庫をパスフレーズで保護していた場合は、初回に1回だけパスフレーズを聞き、普通のフォルダへ写します(元は「保存庫.sparsebundle.前の形式」として残ります。消しません)。
- 本体の一覧で、各ブラウザの「アップデート」を押します。
使わなくなったら
ブラウザとデータを片づける
残しておきたいデータがあれば、先に保存庫をコピーしてください。
- 削除するブラウザを終了します。Finderで保存庫を開いていた場合は「取り出す」を選びます。
- tsuboniwaの一覧で、対象のブラウザの「削除」を押します。
ブラウザのアプリ、保存庫、一時データや関連する設定などを削除し、消したものを画面に表示します。
アプリだけを片づけたいときは、Finderでそのブラウザのアプリをゴミ箱へ移せます。保存庫は残り、tsuboniwaの一覧に「アプリなし・データあり」と表示されます。あとから作り直すことも、「データも消す」を選んで片づけることもできます。
tsuboniwa本体も片づける
- 上の手順で、作ったブラウザを片づけます。
- tsuboniwaを終了し、「アプリケーション」フォルダのtsuboniwaをゴミ箱へ移します。
本体の設定と動作ログも削除するには
本体をゴミ箱へ移したあとも、本体自身の設定と動作ログは残ります。不要な場合は、Finderの「移動」→「フォルダへ移動」で、次のフォルダを開き、対象の項目を削除してください。
~/Library/Preferences/の中のjp.co.kuromoji.tsuboniwa.plist(設定ファイル)~/Library/Logs/の中のjp.co.kuromoji.tsuboniwa(動作ログのフォルダ)
ブラウザの保存庫は提供者に預けていません。ご意見の送信についてはデータの扱いをご覧ください。
